【ジュラシックシリーズまとめ】巨匠スピルバーグが描いた恐竜たちの軌跡を公開順に紹介!

シリーズ作品まとめ
UnsplashFausto García-Menéndezが撮影した写真

はじめに|スピルバーグとジュラシックシリーズとは?

“恐竜映画”と言えば、皆さんが思いつくのは恐らく同じシリーズ作品なのではないでしょうか?

1993年に公開された第一作目の「ジュラシック・パーク」は、映画史に残る”恐竜映画“として今も語り継がれている名作中の名作。手がけたのは何を隠そう、名匠スティーブン・スピルバーグ。

映画に詳しくない方も1度は耳にしたことがあるのでは?

彼が描いたのは、単なるパニックアクションではなく、「人間と科学」「科学と倫理」の対立をテーマにした壮大な物語だったんです。

このシリーズは、科学が恐竜を現代に甦らせるという大胆な発想をもとに、圧倒的なスケール感で世界中の観客を魅了。第一作は瞬く間に大ヒットを記録し、その後も新たな三部作「ジュラシック・ワールド」シリーズへと進化したんですね~。

てなわけで、本記事ではシリーズ6作品を公開順に紹介しつつ、それぞれの魅力を語るで!

【第1作】ジュラシック・パーク (1993)

監督:スティーヴン・スピルバーグ

物語の舞台はコスタリカ沖の孤島に作られた恐竜テーマパークその名も「ジュラシック・パーク」。遺伝子技術によって蘇った恐竜たちが一堂に会する楽園…のはずが、制御を失った瞬間、パークは地獄と化しちゃいます。

当時としては画期的だったCGとアニマトロにクスを融合させたVFX(視覚効果)が世界中で話題に。有名な肉食恐竜Tレックスの登場シーンや壮大で雄大な草食恐竜たちなど映画史に残る名シーンが多数!

【第2作】ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (1997)

前作の惨劇から4年後、今度の舞台は別の孤島「サイトB」。そこには放置されたままの恐竜たちが野生化して生きていた。撮影チームと恐竜密猟者たちが上陸し、再び混乱が巻き起こります。

スピルバーグは再び監督が務めていますが、シリーズの中でもやや評価が分かれる作品。でも恐竜映画としての迫力はたっぷり!

【第3作】ジュラシック・パークⅢ (2001)

前半3部作で筆者が一番お気に入りなのはこの第3作。

今作からスピルバーグは監督を降板し、製作総指揮にまわります。ストーリーは前作の舞台でもある「サイトB」に再び足を踏み入れるサバイバルアドベンチャー。

グラント博士ことサム・ニールが再登場し、よりアクション重視のテンポの速い作りに。また、新たに登場する肉食恐竜スピノサウルスの存在感も圧倒的、、!

筆者が小学生の頃、このスピノサウルスとTレックスが対峙するめちゃくちゃかっこいいシーンを切り取った下敷を愛用しておりました。スピノ派とティラノ派どっち?みたいな話を友達とせーへんかった??したやんな??(圧強め)

ちなみに筆者は圧倒的ティラノ派。

恐竜をかっこいいと思う少年の心をお持ちの方は、この2大恐竜が対峙するシーンをぜひ観てほしい!

筆者が1番記憶に残っているシーンは電話の着信音が鳴っちゃうあのシーン。ハラハラドキドキのタイミングで静かに鳴り出すあの着信音は「あ、終わった」っていう絶望とともに鼓動をバックバクにしてくれる!

【第4作】ジュラシック・ワールド (2015)

ここから完全新章のスタート!「ジュラシック・パーク」の出来事から22年後、ついに新たな恐竜テーマパークとして、「ジュラシック・ワールド」が商業化。まるで動物園かのように恐竜の生活を覗けたり、ショーをやっていたり、ベビー恐竜と触れ合えたりと恐竜が人々の身近な存在になっている世界です。

新たな主人公であり恐竜の調教師となるオーウェン(クリス・プラット)と敏腕経営者のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)がテーマパークの新しい目玉として遺伝子操作で作られた新種”インドミナス・レックス”の暴走に巻き込まれていくという展開。

テーマパーク経営の立て直しを図るため遺伝子操作して新種を作っちゃうという企業倫理がよろしくなかったんよね~。人の欲望って怖いよね~。

これまでの3作について少し触れる部分はあるものの、本作から観始めても十分楽しめる!なんせ、恐竜のド迫力シーンが沢山あって恐竜ロマンを感じられるんよ!

【第5作】ジュラシック・ワールド/炎の王国 (2018)

前作で島に取り残された恐竜たち。島の火山噴火によって恐竜たちが絶滅の危機に。オーウェンとクレアは恐竜たちを救うために島へと戻るが、島に戻ったのは彼らだけではなかった、、。

本作では「恐竜への尊重」や「科学と生命倫理」などより重いテーマが描かれ、シリーズ史上もっともドラマ性が強い作品に仕上がっています。

終盤ではついに恐竜が人間社会へ解き放たれてしまい、次回作への大きな転換点となりました。

これまでのシリーズでは恐竜から逃げ惑う人間がメインの構図やったけど、本作はビジネスに利用される恐竜を守るべき対象として描いていて、人間vs人間の構図も描かれるんよ~

【第6作】ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 (2021)

シリーズ最終章となる本作では、旧三部作のメインキャストが再集結!「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」の2つの時代が融合するシリーズファンにはたまらない作品。まさにドミニオン!

人間と恐竜が共生するという新たなフェーズに突入した世界で、科学・倫理・自然との向き合い方が改めて問われます。

シリーズ完結編にふさわしいスケール感と、長年のファンに向けた数々のオマージュが散りばめられた一作で、筆者は感動の嵐でした。

まとめ | ジュラシックシリーズを今から観るなら?

これからシリーズを観る人にはぜひ公開順に全作堪能してほしいところやけど、ストーリーや、人間関係等はそんなに気にせず、アクション重視でテンポよく見たいなら「ジュラシック・ワールド」三部作から入っても十分恐竜のロマンは感じられると思う!

ジュラシックシリーズが観られる動画配信サービスはこちら (2025年8月現在)

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